NHK教育“きょうの料理”11/2009テキストより
どの局にもビビッとくるものが見当たらなかったので、“きょうの料理プラス”サイトにも載っていないテキストからの白菜レシピに挑戦です(こまったときのテキスト頼みです)。他意はないのですが、“シャキシャキ”つながりで昨夜のリベンジを果たそうとする無意識の力が働いたのかもしれません。味つけがオイスターソースベースというところにも因縁を感じます。もちろん、これはあとづけで、本日のメニューは、数種類の候補から予算と相談しながら、スーパーも2軒巡ったあげく決めたものだったのですが、書きながら改めてこの偶然に苦笑いしているところです。
<以下の材料とつくりかたは上記テキストより引用>
材料(2人分)
白菜・・・1/10コ(200g)
かき・・・200g
Ⓐ{水・・・カップ1/3 赤とうがらし・・・1本(種ごと小さくちぎる) オイスターソース・酒・・・各大さじ1 しょうゆ・・・小さじ1}
●塩・かたくり粉・ごま油
E170kcal T15分
1 白菜は4cm長さのせん切りにする。ねぎは縦半分に切って斜め薄切りにする。いっしょに氷水にさらし、水けをよくきって器に盛る。
2 かきは塩水で洗って汚れを落とし、水で洗って水けをよくふく。かたくり粉大さじ2をまぶす。フライパンにごま油大さじ1を熱し、かきを並べて強火でこんがりと両面を焼いて取り出す。
3 Ⓐを順に入れてひと煮立ちさせ、混ぜながらへらの跡がつくようになったらかきを戻し、サッといため合わせる。1に汁ごとかける。
<レシピ:小林まさみさん>
生の白菜をサラダ感覚でいただくという発想はなかなかでてこないのではないでしょうか。しかし、よく考えてみると、白菜は英語でチャイニーズ・キャベジ、キャベツの仲間なんですよね。また、中華の世界では白菜を生や生に近いサラダや和えものでいただくことはよくあることだったような気がします。組み合わせる素材がむずかしそうですが、このかきとの組み合わせは絶妙で、目からウロコものな一品です。フライパンから炒めたてのかきをそのまま冷えた白菜とネギに乗っけて即いただけばそこにはなんともいえないホットとコールド、そしてやわらかさとシャキシャキ感といった相反するものどうしが一体となる、ある完成された世界が広がります。卵とマヨネーズのようにとても相性のいいかきとオイスターソースが一体となったひとつの世界、ネギとの相性がこれまた格別な白菜の世界。それぞれに融合した2つの世界がまたいちどひとつの世界を創りあげてしまうこの傑作品をぜひ多くのひとに味わっていただきたいと思います。それはそれは美味な一品でございました。
星3つ です☆☆☆



