本日いただいたブランチをご紹介することにしました。ブランチといえば優雅ですが、遅めの朝昼兼用にいただいたもの、ただそれだけです。本格的なブランチもたまにはいただきますが、最近は酒量が減ったので、エッグズ・ベネディクトを作って食べるだけです。二日酔いの頭とカラダをミモサやブラッディメリーで迎え、油っこい卵料理をカラダに入れるってのが本来のブランチだと思っているので、実際にはずいぶんと遠ざかっていますね。やっと、イングリッシュマフィンが入手できるようになったので、近々にもデカダントな週末を過ごしてみたいと思っています。
しかし、ずっと探し続けたけれど見つからなかったイングリッシュマフィン。マックで分けてもらうわけにもいかず、とうとう自分でつくる決心をし、コーンミールを購入し、型もやっと見つけたところで、唐突にもTVでパスコのCMが流れ出し、急にどこのスーパーでも買えるようになったんですよ。1袋買ったコーンミールの使い道は謎のまんまです。ラッキーだったことは、型をまだ買っていなかったことでした。普段は、全粒粉やライ麦の食パンがあればいいので、比重的にはイングリッシュマフィンの場合、たまにあれば満足なアイテムで、つくるほどでもなかったりするんです。食パンづくりでイッパイッパイってことっス。
腹がごはんものを求めていたので、スパムの使いかけと冷やごはんで簡単にチャーハンをつくるつもりで、とりあえずスパムのスライスを焼きはじめていたところ、以前にも書いた脇屋友詞さんのチャーハンのことを思い出し、急きょ、保管してあったきのこ醤も使い“本日のTVレシピ”として一挙両得、いやいや、一石三~四鳥をもくろむ路線変更に至ったしだいです。きのこ醤を使うことで、きのこの栄養を大量に摂取でき、個人的にはビミョーな味に仕上がったきのこ醤を消費でき、結果、二鳥は落とせるという手筈が整い、得ポイントが加算されたというワケです。焼いたスパムはのちほどスパムむすびをつくっていただくことにしました。
(上記番組11/2009テキストより引用)
1 マッシュルーム2パック、生しいたけ・エリンギ・まいたけ各1パックは、石づきを除いて小さめに切り、フライパンで香りが出るまでいる。
2 ごま油(白)大さじ2、紹興酒(または酒)大さじ5、しょうゆ大さじ3、スープ(顆粒チキンスープの素<中国風>を表示どおりに溶く)カップ3/4、オイスターソース大さじ1+1/2を加え、煮立ったら火を止める。
3 粗熱が取れたらごま油(白)220mlとともにミキサーにかける。とろみはスープ適量を加えて調整する。
*豆腐やゆでた肉にかけてもよい。冷蔵庫で約1週間、冷凍庫で約1ヶ月間保存できる。
E2220㎉(全量) T10分
先回、初めて挑戦したときは、このレシピのポイントである「チャーハン用に堅めのご飯を炊く」というやりかたでつくりましたが、今回はテキストに記載されている「普通の堅さのご飯の場合は、ご飯をバットに広げて冷まし、水分をとばしてから使う」というもうひとつのやりかたでつくりました。今、テキストの写真をよく見ると、ラップを敷いてごはんがのせられています。フライパンにごはんをのせたときにくっついて離れにくかったので次回の参考にしてみたいと思います。
番組で受け取ったことは、このレシピでは、あせらないで炒めていいというありがたいメッセージでした。時にはフライパンを隣の火の点いていないコンロに移し、火から離して温度を調整しながら、パラパラになるまで炒めます。チャーハンはなにがなんでもすばやく、激しくあおって、塩は気持ち多めに!という固定観念がずっとありましたから、いつも強度の緊張のなかであせりまくったあげくの失敗作ばかりでした。ゆっくり炒めながら「うすめに味をつけ」るこの手法で、さすがに一定の緊張感はぬぐえませんが、安心して失敗率の低いチャーハンをつくることができるということを知ったホビーシェフは救われたのでした。
火山と見なせば火口の部分は、「直径13㎝のボウルなどに、直径約7㎝のプリン型などを逆さにして入れ」、そのなかにできあがったチャーハンを「皿に返してもくずれないよう、しっかり詰め」てつくります。そのできた穴のなかにきのこ醤を入れます。テキストでは、実際には、しめじ入りチャーハンにきのこ醤を添えたものが紹介されているのですが、そのレシピを参考に、しめじ抜きチャーハンでつくってみました。オリジナルレシピでも基本のチャーハンのつくりかたは変わりません。しめじを加えるタイミングはしょうゆを加える前となっています。ここらへんは、いろいろとアレンジが利きそうですね。
このチャーハン・テクは自分のものにできるようマスターしておきたいレシピです。家庭の火力で素人がつくりやすいように工夫されていますし、なによりも、リラックスしてのぞめるうえに上手くできあがります。 もう4~5年ほどまえになりますか、その頃にしてはめずらしく、この脇屋さんが同番組で紹介していた黄金スープと好物の酸辣湯を無性につくってみたくなり(とっさに材料をメモに走り書きしたものを参考に)つくってみたときがあり、美味しかったのはもちろんのこと、そのときに、信頼度がとても強く印象付けられていましたので、今回はその再認識という意味でもまたまた印象に残るレッスンでした。貴重なワザの伝授とお味に感謝です。
星は3つとさせていただきます☆☆☆
*この記事内における鉤括弧(「」)で括られた文・語句は全て上記テキストからの引用です。





