朝日系“上沼恵美子のおしゃべりクッキング”11/23/2009放映分より
(共にキッチン de SHOWの)「笠原流!豚キムチ風」にしようか、昨日のコウケンテツ・メニューにしようかとあれこれ悩んだのですが、白菜漬けが売っていなく、本日は牛肉が安かったこと、そしてなかなか減らない焼肉のたれを少しでも減らすことができることから、このメニューにしました・・と書いたところで、流通ジャーナリストの金子哲雄さんが週末の深夜番組で、「お肉の特売日にはまわりに”焼肉のタレ”が陳列されていて、収益率の低いお肉では儲からないぶん、焼肉のタレで儲けるようになっている・・」云々と、スーパーには集客品と収益品があるという裏話を話していたことを思い出しました。安いお肉に、焼肉のたれとめんつゆ。なんだか“裏”のありそうなメニューです。さんまの“しょうゆうこと”のギャグで、翌日しょうゆの売り上げが倍増したといいます。テレビの影響というのはすごいですからね。半年くらいまえでしょうか。“ひるおび”で高島政伸が焼き鳥の缶詰を使ってつくるカレーを紹介したことがあったのですが、あまりにも簡単で美味そうだったので、放送後すぐに材料を買いに行ったところ、近所のスーパーでは焼き鳥の缶詰と生クリームが売り切れていて、3軒目のスーパーでやっと見つかったことがありました。実際つくってみたら美味しかったんですけど、ずっとそのまま忘れていました。あくまでも推測ですが、さんまさんのギャグの場合は、おそらく最初にギャグありきで、しょうゆの売り上げというのはうれしい副産物のようなものだと思います。まあ、それがきっかけで今はCMに出演されていますので、メーカーもタレントも申し分のない利害関係に着地しましたとさ、ちゃんちゃん・・てなカンジだったんでしょう。いっぽう、物を売りたい側にいれば、そのテレビの
影響力を戦略的に利用して売り上げ倍増を狙おうとするんだと思うんですよね。そして、焼肉のたれとストレートタイプのめんつゆを売りたいというところから、専門家が知恵を絞ってこのメニューが生まれた、みたいな。どうやら世の中はそんな感じでまわったり流れていたりするんでしょうね。
影響力を戦略的に利用して売り上げ倍増を狙おうとするんだと思うんですよね。そして、焼肉のたれとストレートタイプのめんつゆを売りたいというところから、専門家が知恵を絞ってこのメニューが生まれた、みたいな。どうやら世の中はそんな感じでまわったり流れていたりするんでしょうね。
ウチでは、ごはんは圧力鍋で炊いてます。最近1合炊きもうまく炊けることが判明して、レシピでは4人分3合となっていますが、今回は1合に合わせて、量をアレンジしました。めんつゆは自家製のものを使用しました。準備も、調理自体もとても簡単でした。炊き込みご飯だけでは寂しいので、先日スーパーに出回っていて買っておいた島にんじんを使った 沖縄の薬膳食“チムシンジ”を添えました。元気のないときに精をつけるため煎じ薬として汁だけが飲まれてきたそうです。薬とはいえ、たいへん美味なスープで、おかずとして、具材も一緒にいた だけます。フォアグラ様のわが肝臓によいものはないかと探していたときに出会った一品です。チムシンジには脂肪肝によいとされている栄養素が多く含まれて います。もっと頻繁にいただいたほうがいいのですが、ひさびさの登場でした。豚レバーと豚赤身肉を冷めたかつおだしに入れ強火にかけ、沸騰したらトロ火にして30分ほど煮たあと、島にんじん(または、にんじん)、その他好みで大根やこんにゃくを加えてさらに30分ほど弱火で煮ます。塩やしょうゆで味を調えればできあがりです。豚レバーは薄く切り塩水に15分ほどつけます。ほかの具はひとくち大に切ります。1リットル強のかつおだしに対し材料は各100g程度が目安です。このスープをつくって毎度思うことなのですが、このスープの薬効は煮込んでいるときに何度も味見をするときに発揮しているのではないかと思います。赤身肉とレバーから出るダシとかつおだしがあいまって、なんともいい味を出してくれるんです。味見というよりは、何口も口に運んでしまうといったカンジです。しかも調理中は空腹気味なので、栄養が体にしみこんでくれているような気もします。なので、にんじんを入れる前の30分のうちにほぼ目的は達成されているような感もあったりします。
炊き込みご飯はうまくレシピどおりに仕上がったと思います。けっしてまずくはありませんでした。安い輸入肉でしたので、臭みが気になりました。しめじの代わりにまいたけにすればどうなのかと思いました。まいたけには牛肉の臭みをとってくれる作用があったりしますよね。だがしかしなんですよね。食後の気持ちがあまりハッピーじゃなかったんですよ。なんなんでしょうね。何か、とても安易すぎるような気がします。期待があってのがっかり感ではなく、期待もなくつくっていたけどなんかがっくり・・って、そんなカンジのお味でした。しかし、絶望的というわけでもありません。この炊き込みご飯、冷めたら激ウマです。救われたカンジがした今日このごろです。
星は・・無星ということで
炊き込みご飯はうまくレシピどおりに仕上がったと思います。けっしてまずくはありませんでした。安い輸入肉でしたので、臭みが気になりました。しめじの代わりにまいたけにすればどうなのかと思いました。まいたけには牛肉の臭みをとってくれる作用があったりしますよね。だがしかしなんですよね。食後の気持ちがあまりハッピーじゃなかったんですよ。なんなんでしょうね。何か、とても安易すぎるような気がします。期待があってのがっかり感ではなく、期待もなくつくっていたけどなんかがっくり・・って、そんなカンジのお味でした。しかし、絶望的というわけでもありません。この炊き込みご飯、冷めたら激ウマです。救われたカンジがした今日このごろです。
星は・・無星ということで



0 件のコメント:
コメントを投稿