まだ放映はされていませんが、テキストを見ながら中華まんに初挑戦してみました。“豚まん”と“鶏まん”のレシピがそれぞれ12コ分ずつ紹介されているのですが、今回、生地は12コ分作り、あんは豚と鶏を6コずつ、レシピの量をすべて半分にして作りました。生地はほぼパン生地を作るのと同じでした。最近始めたパン作りのおかげで、生地作りは難なくこなせました。パン生地よりもこねる時間が少なくてすんだのでラクでした。
一次発酵後の生地
ベンチマーク中
もともと手先が器用じゃないので、成形が苦手です。包み方のコツは2~3コ目くらいからつかめてきましたが、やっぱり美しく仕上げるのは難しいです。手先の器用な人には理解できないことでしょうが、美女がいれば野獣もいるように、世の中には正真正銘のブキッチョといった部類の人間が存在するのです。粘土細工とか絵とかの才能があったら、プロのパン屋さんやパティシエさんをめざしていたかもしれません。好きこそものの上手なれといいますが、ホビーシェフの場合は、何年たっても下手の横好きです。だから、TVレシピの助けが必要なのです。また、長年、毎日、毎日、料理をしていると何を作っても自分の味にしかならなくなって、もう最近は自分の味に辟易していました。他人の味頼みな日々は当分続くことでしょう。
最初にひとつずつ試し蒸しをしてみたのですが、豚まんのほうが妙に豚臭く 、鶏まんのあんの味が多少濃すぎた感がありなんともな感じでした。コーヒーを1杯飲み気持ちをリフレッシュして、テキストを読み返してみると、蒸すときは強火でと書いてあり、今度は強火で蒸してみました。ちなみに、ウチのスチームオーブンレンジのマニュアルには肉まんがうまくできないようなことが書いてあったので、圧力鍋に100均の蒸し台(?)を入れて蒸すことにし、浅く水を張っていたのでついつい空焚きを恐れて弱火で蒸してしまっていたのでした。初めの分には火が十分通ってなかったのかもしれません。強火で蒸したら臭さはありませんでした。
さて、見た目は置いておきますが、豚まんも鶏まんもそれなりの味に仕上がり、試し蒸し分と合わせて、続けざまに6コ(+ベビーまん1コ)を平らげてしまいました。中華街などの味とはイマイチ違ったものでしたが、李錦記の“飲茶のたれ”をつけて食べると、まさに飲茶の風味が漂いとても美味しかったです。一瞬にして飲茶体験ができてしまったので少し得な気分になりました。本格的な中華まんには“老麺”と呼ばれるイースト菌のようなものが使われているらしいですが、次回は違ったあんの味との出会いを期待したいと思います。絶対に裏切らない中華の菰田欣也さんのレシピや、ごくごくスタンダードな味の中華まんを味わってみたい今日この頃です。
星は1つとしましょう☆



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