フジ系“キッチン de SHOW”11/18/2009放映分より
ここ数日、ということは、これを始めてからということになりそうだけど、うれしい“たまたま”が続いていて、なんとなくスピリチュアルな感じです。今朝、“ながら作業”の中、たまたまテレビのチャンネルを替えたら“キッチン de SHOW”がちょうど始まったばかりで、シェフは久々お目にする菰田欣也さん。TVレシピのおためしクッキングを始めた夏ごろ(はい、これ、ネタとかでやってるわけじゃなく、実際リアルなホビーシェフの日常の風景だったんですねー。ブログは、数日前、朝の目覚めどきに“Blogger"のオレンジ色のロゴが強いインパクトで浮かんだんで、その日になんとなく衝動的に始めちゃってたっていうチョットまたまたスピリチュアルっていうかインスピ系ですねー)は真面目に ESSEときょうの料理のテキストを買い求めて、毎日昼どきは、キッチン de SHOW→きょうの料理→おしゃべりクッキングというスケジュールで動いていたのですが、最近はアバウトになってきましたね。キッチン de SHOWについていえば、シェフやメニューによって当たり外れが激しいので、作りたくなるメニューも少なくなってきました。ESSEも売り切れのときは買わずに簡単にあきらめるようになってます。レシピのためだけに買うので、割高感が否めないというところです。でも、さきほど、キッチン de SHOWのサイトに行ったら、レシピブログがいつのまにかできていたんですよ。以前は、1週間分だけの、しかも材料だけが載っていただけだったんですけど・・ラッキーな発見でした。これで、これからはESSEを買わなくてもよさげです。個人的に、きょうの料理のテキストについては元をとっているというか、530円の価値ありありだと感じています。ESSEとちがい、当然なのですが料理に特化していて女性・主婦色もあまり強くないところがありがたいです。今となっては生活必需品化し、欠かせなくなりました。なんだか脱線してしまいましたね。さて、今朝のキッチン de SHOWが菰田さんってことで、手を止めて急いで録画をしておいたんです。これがまた、普段はしないたまたまな行為だったんですが、そんなこんなで、夕食を前にメニューを考えながらきょうの料理のテキストを見たりして、保存してある脇屋友詞さんの“きのこ醤”のチャーハンかほうれんそうの翡翠チャーハンでも作ろうかなと思いながらふと朝に録画した番組のことを思い出して、見始め、内容を追っているうちに、材料がほぼ全部揃っていることに気がつきました。小松菜の代わりにチンゲン菜を使えば買い物に行かなくてもすみ(ま、日々の買い出しは楽しいので苦にはならないのですが経済的には節約ができますよね・・)、しかも、残りものの処理も大幅にできてしまうというミラクルな流れに乗らない手はない。ってことで、本日のメニューが決まったというワケです。
冷蔵庫には、ごはんが約300g、鶏のもも肉が約150g、チンゲン菜が4株、ハスの水煮が約100gありました。片栗粉は買い足し直前、最後の大さじ1杯をギリギリ確保です。レシピでは、ごはんが400gとなっていたので、全体的にレシピの分量より3割程度減らして作ることにしました。卵は3コの代わりに2コ、大さじ1の酒は小さじ2というカンジです。鶏がやや少なめ、ハスが多めでしたが、よいことにしました。鶏は、フードプロセッサーでミンチにしました。
「ふわっふわ!鶏肉のおかずスープ」<材料・作り方は上記リンクサイトより 引用>
■材料(2人分)
・鶏挽き肉…150g・卵白…3個分
・鶏がらスープ…300cc
・日本酒…大さじ1
・塩…小さじ1/4
・こしょう…適量
・片栗粉…大さじ1
・鶏がらスープ…600cc
・小松菜の葉…適量(みじん切り)
■作り方
1.ミキサーに鶏肉、卵白を入れて混ぜます。
2.鶏がらスープ、日本酒、塩、こしょう、片栗粉を入れて混ぜます。
3.鍋に鶏がらスープを入れて煮立て、2を少量ずつ加えながら混ぜます。
4.ひと煮立ちさせてから、弱火で約5分煮ます。
5.器に盛って、小松菜の葉をのせれば出来上がり。
「鶏肉のシャキ2黄金チャーハン」のレシピです。
■材料(2人分)
・ご飯…400g
・卵黄…3個分
・日本酒…大さじ1
・鶏がらスープ(顆粒)…小さじ1/2
・塩…小さじ1/2
・こしょう…適量
・サラダ油…小さじ2+小さじ1
・鶏挽き肉…100g
・れんこん…100g(5ミリ角切り)
・豆板醤…小さじ1/2
・甜麺醤…小さじ1
・小松菜…3株(茎は幅5ミリ、葉はみじん切り)
・しょう油…小さじ1/2
■材料(2人分)
・ご飯…400g
・卵黄…3個分
・日本酒…大さじ1
・鶏がらスープ(顆粒)…小さじ1/2
・塩…小さじ1/2
・こしょう…適量
・サラダ油…小さじ2+小さじ1
・鶏挽き肉…100g
・れんこん…100g(5ミリ角切り)
・豆板醤…小さじ1/2
・甜麺醤…小さじ1
・小松菜…3株(茎は幅5ミリ、葉はみじん切り)
・しょう油…小さじ1/2
■作り方
1.ボウルに温かいご飯、卵黄、日本酒、鶏がらスープ、塩、こしょうを入れて混ぜます。
2.フライパンにサラダ油、1を入れて炒めます。
3.2を取り出して、フライパンにサラダ油、鶏肉を入れて炒めます。
4.れんこんを加えて、約1分炒めます。
5.豆板醤、甜麺醤を加えて混ぜます。
6.小松菜の茎を加えて炒めます。
7.3のご飯を加えて炒めます。
8.小松菜の葉を加えて炒めます。
9.しょう油を加えて混ぜます。
10.器に盛れば出来上がり。
さて、お味ですが、第一印象はなにかあっさりめだなというカンジでした。で、もしやと思い速攻レシピを再チェック!スープ、チャーハンともに塩を入れ忘れていたことに気づきました。急きょ、塩振りでごまかし難を逃れました。ハスのシャキシャキ感が新鮮で、青菜をはじめとする全体の栄養価もうれしく、卵の白身と黄身両方の使用などムダの出ないように工夫された素晴らしい献立です。いやあ、本当に、料理というのは不思議なものです。菰田さんの味との久々な再会でした。一体感があり、やさしく品のある、やはり、裏切らないお味で、とても美味しかったです。MISIAじゃないですが、つつみ込むようにってカンジなんです、菰田さんの味。はい、“こもだ”と読むのですよね。読めないので今又調べました。何度調べても覚えられません。なんとかダムみたいで困ったものです(オレはやんばダムとなんて一生ゼッテー読めねー!)とにかく、菰田さんのレシピの特徴は「あれ、少なくないか?」と一瞬感じる調味料の量だと思います。「料理は引き算だ」とは、確か菰田さんの師匠である陳さんのお言葉だったような記憶がありますが、菰田さんの独特で一貫性のあるミニマルな味付けは代々引き継がれる技なのでしょうか。長年培った実力でもありますよね。菰田さんのレシピでいただくたびにホビーシェフはプロの料理人の凄さを思い知るのでした。
このチャーハンには、チャーハンというか、炒めた炊き込みごはんのような、なんだか別物のような感を受けました。前記の脇屋さんのチャーハンもまた味わい深く定番化しそうな気配なのですが、このメニューはチャーハン部門からはやや離れたところでアーカイブ入りといったカンジでしょうか。レストランでいえば、このふわふわスープの付いた本日のおすすめメニューのような存在です。脇屋さんのチャーハンは機会があればこんどご紹介しますね。いやあ、チャーハンの道は深くて険しい。
星は菰田先生に敬意を表して3つとしましょう☆☆☆



0 件のコメント:
コメントを投稿