フジTV“キッチン de SHOW”11/23/2009放映分より
さて、安いお肉メニューシリーズのパート2。本日でやっとの使いきりです。本当は、昨日放送された、菰田先生のザーサイ入りとんかつをいただいてみたかったのですが、じっと我慢です。この半年ほど、メタボ対策のため、ドーナツととんかつとの縁を断っていましたが、今日体重を量ってみるとほぼ10キロの減量を達成していたので、そろそろとんかつ解禁の時期が訪れたような気がします。かなり高い頻度で美味いものをいただいているわりには、減量できていたのには驚きです。毎食とはいきませんが、玄米や全粒粉を取り入れ、白米には発芽玄米を混ぜるようにしているからでしょうか。単なるドーナツ断ちのおかげという噂もあります。ダイエット中にもたまにはから揚げはいただいてましたが、やはりクセになる、ドーナツとカツ丼との疎遠状態が功を奏したようです。
今回の目的は、残りもの処理としてのTVレシピ活用でしたので、レシピへの忠実度はおおまかなカンジです。節約モードも手伝い、本来レシピにある20gの春菊を揃えなければ気がすまない性格なのですが、今回は青ねぎで代用し、ごぼうも100円ほどの切ごぼうですましました(春菊は沖縄ではいつでもどこにもあるものではなくやや高めな素材でもあるんですよぉ)。豆腐も“小”の2倍ほどの量の“大”が“小”よりも安かったという特売品です。分量はすべて半分(2人分)に調整しました。
このメニューはコウケンテツさんによるものでしたが、コウさんのメニューがウチの食卓に登場するのは久々です。コウさんのメニューにはコリアンアレンジのものが多いのですが、ほっとする“オンマの味”のようでも、「さすが!」とうならせる“プロの味”や“本場の味”のようでもない、なかなかとらえにくい印象をもっています。
最近の傾向として、定番メニューのなんとか風ってのがやたら多いですな。キッチン de SHOWではとくに多いパターンです。今日のメニュー“洋風チンジャオロース”もしかり、先週金曜日のイタリアンかき揚げにいたっては、もはや原型すらない別もの化を遂げちゃったりもしています。このメニューもその路線で、にんにくとコチュジャンとごま油で、韓流に仕上げた肉豆腐です。ホビーシェフの知り合いに料理上手なオンマがいるのですが、オンマならこのレシピには独自に手を加えて甘く仕上げるでしょう。オンマの味の秘密は、砂糖と酢の使い方にあるんです(またまた独断入っとりやす)。いっそのこと、この材料ならばビーフチゲにいっちゃおうよとも思ったりしました。
ホビーシェフは何度も焼肉のたれづくりに挑戦してきましたが、どうしても焼肉屋の味にはなりません。りんごを使っても梨を使ってもなぜかあの味を再現できないのです。コウさんの味はそんな自分の焼肉のたれの味と通じるところがあります。だからなんだか、これからのコウさんに期待してみようと思います。
また、オージービーフもピンキリですが、とうぶん安いお肉は避けて、どうしてもというときには半額セールの和牛という路線に戻ることにいたしやす。
無星です



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